特集 「カニ大将」
オリジナルは、多分「EPマーキン」だったかと思いますが、レシピもほぼ同様だと感じていますが、熱きリクエストにお答えしてタイイングをチラリ御紹介。
フックはガマカツ管付チヌ(黒)の5番か6番で、バーブを潰して捻りを元通りに曲げる。
下巻きをしたら、勝手にかにみそと呼んでいるテール(?)を付ける。
テール材はハックルの下方についている軟らかい部分(ウェッブだったか??)。
EPファイバーを適量、取り出してフックシャンクにたすき掛けで巻きとめる。
EPファイバーの取り出し方は、袋からズルズルと引っ張り出すより、写真のように予めビニールの外装を3cm程度カットしておいて、そこから露出しているファイバーをカット面に沿って切り出せば無駄も少ない。
ファイバーたすき掛けを隙間を空けつつ、3箇所ほど巻きとめる。
ダンベルアイは先に固定しておいても、後でも構わない。
これでタイイングは終了。
EPの代わりにスードゥでも良い感じに仕上がりますが、スードゥはちょっと無駄が出すぎなのが惜しいところ。
ファイバーをまとめて上方にたくし上げて、アイ側からテール材方向へ下降するようにカットする。
真っ直ぐにカットしても釣果には影響しないと思いますが、何となく、、、です。(オーイ、ダイジョウブカ・・・)
次に、カニ足であるシリコンラバーを取り付ける。
取り付け方も至って簡単で、EPファイバーのたすき掛けにした隙間にラバーを通して結ぶだけ。
完成した後に、足とダンベルアイ等々に瞬間接着剤を塗布し固定する。
簡単で量産向き、色を変えたり、かにみそやファイバーを変えたり、足の本数や素材を変えるのも一興で、結構なアレンジが効く、そんな「カニ大将」ですが、ちょっとしたTipも御紹介。
フライの下方に出て、ダンベルアイの高さからはみ出たEPファイバーは必ずカットしておくこと。
「はみ毛」や足の向きでキールが阻害されることがあるためです。
それと、足の長さですが、「海の散髪屋」ことフグターズに切られること必至ですので、長めに取り付けています。
ではでは、良い釣りを!
縦割りシュートでフライが当ったのか、それともオーバーロードが祟ったか。
どないしよ・・・・・・・・・・?
www.americanflyfishing.com/retail/common/tieit/pattern.asp?id=81&store_id=212
ううう、、EMS、税関・・・・面倒くさい。
成功を祈る