川の履歴書

GW中、中日の一日だけ釣りに行って来ました。
昨年の台風による豪雨の爪痕が非常に凄まじいさまに、今さらながらに驚愕しております。
倒木やら斜面崩壊は随所に見られ、頭上にオーバーハングした、今にも倒壊しそうな老木など、釣りを成立させる以前に背筋に冷たいものが流れ落ちるような場所もありました。
もっとも凄まじき惨状は、
やはり多量に流出した土砂であります。

ひげながの巣がびっしりと床を固めていた、ある河川。
春の、雪代の収まる頃にはヤマメのライズが取れる川でしたが、いまではひげながどころじゃなくなっていました。
もともと、土砂を供給する山体が凝灰岩を主体としたもので、浸食に対して脆弱であり、その手この手の砂防施設だらけの川でした。
その施設区間が、まるで整備したての海浜公園の様相を呈し、死の川に変ぼうした様に唖然となりました。
まるで、、、
   キスを釣っている感覚に陥りました。
      当然、、、
         カワムツすら釣れません。

もとに戻らぬ自然、今後、この川がどのような履歴を重ねていくのか。
忘れ去られる川となってしまうのでしょうか?
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