イワナ遠征

わたし自身、久しぶりの遠征であり、60Lのバックパックに期待を込めて一路北陸へ出向いてみました。
おやぁ、遠征地は停滞前線の真中。
車中で聞く天気予報も、携帯で調べるアメダスもいずれも釣欲を削ぐものばかり。
そんな中、一人で先発している某塩さんの様子が気になる。
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大丈夫であろうか・・・






堰堤を爆走する濁流。
轟音、それは地をも揺るがし、正直言って近づくことができない。
それでも、と二段ほど遡行を試みるが、目の前にうねる流れに足を浸すこともできない。
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キャンプ地にもどり、雨中の食事を摂る。
幸い、盆休み前半ということでさほど混み合っていない。
炊事場を占領して、酒さんとビールを飲む。
ラヂオから流れる、集中豪雨と雷注意報に、二人言葉少なくただずむ。
明けて翌日、なんとか小降りの状況で、一つの沢で釣りをした。
本流に差し込む、落差のある沢であるが、早く落ち付いた水量を見ての入渓である。
小一時間ほどの釣りであったが、なにも水面を割ることがなかった。
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最終日、とあるダムのインレットでようやくイワナの顔を見たが、その魚体に反比例するほど嬉しさが勝っていた。

赤い四輪駆動は、エンジンを唸らせ、振るわせつつ標高を上げ下げした。
山体の西側ではまばゆいばかりの陽光を浴びた。
一本の着信が、先発の某塩さんの無事を伝えた。
ホッとした途端、硫黄を含有する温泉の効力もあり、ついまぶたを閉じてしまった。
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