続・夜の一級河川

鉄橋の橋脚部は、まるでゴルジュのように狭隘であり、干潮間際にも関わらず多少の流れを産む。
橋脚の基礎は、古き技巧の石積み式で、現代の素っ気無いコンクリート一体物とは暖かさが違う。
渓流でよくある、落ち込みからはじまる「淵」状のオイシイ流れに、ストリーマーを投じた。
サイドからのプレゼンであるため、ラインを上流からの流れにまかせ、フライの自重と流れとが勝手に小魚を演じてくれた。
下流側にゆるくたわんだラインをメンディングしようとした時、
、、、ゴン!
という、手応えが伝わった。
きっと魚か御美がラインに接触したのだろう。
集中力の切れかかった、実にいい加減な解釈のもと、ラインを手繰ってみた。
水面にラインが刺さるまで手繰ったところ、「根掛りだろうなぁ・・・」と95%ほどの諦めの途中、突如としてロッドに重みが乗った。
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本命のCバスのライズは、もう一つ奥の橋脚に集中していた。
当然、わたしの技量をもってしても、届く距離でもなく・・・
しかし、なぜに銀鱗が釣れたのか?
釈然としないのは、昨晩のボクシングの結果のようでもあった。
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