苦悩は深し

7月に入り、梅雨らしい連日の降雨で、県境の山体から流れ出る水は勢いをつけ、川底の石を穿ち、また川の顔を変えていく。
アンニュイな川もやが立ち込める下流へ向って、#8に巻きとめたマーチブラウンをゆるゆると流していく。
釣り上がりばかりしていたお陰で、下流へ目を向けるウェットの釣りは、新たに川を見なおすのに好都合。
通いなれた区間の、増水で太った流れに閉口しながらも、今まで気が付かなかったヒラキの底石や、落ち込みから両サイドにかけてのかけあがりが手に取るようにわかる。
いや、分かったつもりでいても慣れないウェットの釣りは難しいもので、魚の付き場所を特定するものの、バイトや追いが皆無であった。

ドライが線の釣り。
ウェットが面の釣り。
と、通説のとおりであるが、この時期の半端でない増水状況では・・・・の釣りが成立しない。
土日にわたり、12時間の面探査にも関わらず、支流では無魚。
唯一の救いは、全く脂ビレっ気の無い本流の激流で純血ヤマメが釣れたこと。
カワムツ20尾に対してヤマメ1尾。

ウェットを楽しむにはまだまだ未熟であるなぁ。自分よ・・・
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