有終の尾

思いもよらぬ家人の許しが出たので今期ラストの渓流に出向いた。
最後となると、俄然やる気が出てくるもので、まだ日が昇らぬうちに現着した次第である。
流石に標高が高いと気温も低く、熱帯夜で重い夜を過ごした我が家とは10℃以上も違っていた。

春先にニンフで遊んだ流れに望むのだが、里川の中でも荒れている気配が濃厚な区間。
しかし、魚は居た。
それもくるぶし程度のチャラ瀬に。
成魚放流でもしたかのような、高い活性と密度に、自然と頬が緩むのであった。
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出ればいずれも20cmオーバーで、ちょっと恐いぐらい。
いままでの低調ぶりが一気に払拭される釣れ方で、すっかりピノキオと化したわたし。
早い昼飯後、欲張ってゴギの谷へ向った。

今一つ、良い思いをしたことが無かったその谷では危惧していた先行者もなく、すべてが快調であった。
これはコンクリートの滝壷のヤマメ。
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ライズを3尾ほどやっつけた後の、最も小さな住人です。
流れ込みの岩盤スリットで掛かった魚はもう一回り大きかったのだが、グリグリバラシ。
でも、今日は許す!

ヤマメとアマゴとちょっとゴギが混じる多国籍区間で爆釣したのだが、ある区間を過ぎると一転してゴギワールドと替わる。
セオリーどおりの攻め方でほぼ入れ食い状態で、なかなか遡行のペースが上がらない。
が、源流域でありながらも、開けた流れにキャストも上手くいくし、ガツガツモードでは目がいかない竿抜けなども丁寧に流すと、ゴギ三昧。
午後4時には既に腹一杯になり、原生林の林道をそぞろ歩いて脱渓したのである。
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では、来シーズンもまた逢いましょう。
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