干潟で白煙を上げるの巻き
このところ、イカ釣りに少々飽き気味のわたしの無理を言っての同行となったOrita氏と某浜で待ち合わせた。
氏は夜通し、スレCバスと対峙していた模様で、なんだかいつになく眠たい御様子。
さっそく、血税を費やした鋼製橋を渡り、目星を付けていたサーフに到着。
ちょうど干潮を迎えた浜は、静かであるが、どこか生気に満ち溢れていた。
思いのほか遠浅の浜で、底質は細砂主体のどこにでもある「浜」であった。
しかし、河川の流れ込みによる地形変化あり、底質の変移点あり、急深サーフが隣接していたり、ゴロタが少々混じる根もある。
まさに、「チヌが寄る」、「Cバスが回遊する」状況であった。
静かに打ち寄せる波間に立ち、表層からボトムまでをトレースするが、鋭角なコンタクトは得られなかった。
しかし、東の空がモノクロームに目覚めはじめるころ、イワシがなにかに追われ、ボイルが始まった。
Cバス特有の吸い込む捕食音ではなく、激しいスプラッシュを繰り返すボイルであった。
あれこれフライを取り替え、投げては引っ張り、その正体を暴きにかかるのだが、結局なにも分からずじまい。
Orita氏も同様に白煙を上げている。
すっかり辺りが明るくなり、忌まわしきボイルも終焉を迎えた。
近接した湾奥の干潟へ移動した。
込み潮が早い干潟で、底質はしっかりとしているが、所々にシルトが混じっていて、カニ穴が確認できる。
また、チヌ、もしくはエイがほじくったと思しき穴もあり、かなり期待をして望んでみたのだが、写真の「なんだか訳ありのチヌ」が1枚釣れたのみ。
迫る潮位に追い出され、午前の部は終了。
午後はエギやミノーを海原へ投じてみたが、干潟や浜でのフライキャスティングのような、心の高揚感は得られなかった。
夕方、下げの地合を期待して、チヌ干潟に出戻る。
しかし、当ってくるのはヘアーサロン「フグターズ」のみで、肝心の銀鱗の当りは皆無であった。
ボゴン!「うぁぁ~!!」。
という、シーンもありつつ、潮止まりまで粘ってみたが、とうとうボトム系のフライが丸坊主にされて泣く泣く終了。
「まぁ。こういう日もあるわなぁ・・・」と吹き出た白煙を仕舞いつつ、帰路についた。
PS:フグターズ対策のフライを試作。
ただし、3投までの勝負(笑)。
右手ではチョキしか出せないので、釣り人はグーを出せば勝てます。
サイズの割に歯が短いのも少し気になりますね。
でも、クロダイをキャスティングで釣るのはかなり難しいってことは重々承知なので感動です!
見るとこ見てますネェ。
想像ですが、ちかくの養殖場からの脱走兵だと思います。
甲殻類をメインで捕食している個体なら、歯がもう少しぶっとくてゴツゴツしてますよね。
いかにも柔らかいものしか食べていないって感じでした。
全然、、、引かなかったし。
なんか変な個体でしたが、贅沢言っちゃ行けません。わたしゃ○ぼなんですから(笑)。
今度あそこは夜いってみようかと思ってます。
夜の底引きに勝機があるやうな気がしてゐるのだ。
干潟のウェーディングってなかなか良いでしょう。
とくにマズメの一時の気の入り方なんか、最高と思ってます。
結果はどうであれ、反応があったことは収穫ですよ。
今週末は長潮なので、地合が長いと思われます。
潮位260辺りからエントリーすればいいかと。
くれぐれも、すてぃんぐれぃにお気をつけ遊ばせ。。
中々渋いポイント見つけましたね~。
自分は、どうも下げ地合いのポイントってのが、今ひとつピンとこんで苦手かも・・汗。
しかし、しまなみだと自分のほうがよっぽど近い筈なんだけど、色々開拓してますね。。汗笑
しまなみの島々は比較的サーフが多いようで、グーグルアースで見るとまだまだ開拓の余地がありそうです。
向島の東側あたりもおいしそうですよ。
下げ地合ですが、この日は2mの潮位差があり、あっと言う間に地合が過ぎた感があります。(エントリーが30分遅かった・・・)
場所や潮流にもよると思いますけど、基本的に下げは難しいですね。
そういう訳で、わたしは、地合が長くなる長潮が好きです。
しまなみオフでもやりますか!?
それよりも西の干潟の方が気になる。
あとは、H市S区の港の中の干潟とか、世界遺産の島の干潟とか、その対岸の干潟とか・・・
とりあえずわしは、自転車で行ける範囲で、河口のドブ排水口干潟専門だな。
改めてチェックして見ると怪しいところがあるねぇ。。笑
それとうちも家から車で10分のドブ排水口あるよん。よう釣らんけど・・汗。
>しまなみオフでもやりますか!?
いいですねぇ。。
自分は、徹夜の通し釣りは持たんと思うので(汗)、ツーバーナー持参で喫茶&夜食担当兼務で行きましょうか。
わたしも通しはきついので、日の出から正午ぐらいまでがいいですね。
太刀魚狙いなら半夜釣りかな。
Oritaさんの追跡調査に期待しましょう。。
犯人不明のまま、迷宮入りしました。
いつもそうですが、海の釣りは何が食ってくるかわからないってとこが惹かれます。
逆にいえば、的を絞り込めていないとも言いますが・・・
このチヌは、脱走兵なのでやる気ナッシング君でした。
管釣りのニジマスって感じでした。
Oritaさん>調査よろしこ。