霜月磯メバル
しかし、北西のずるがしこい強風でサーフは底荒れしていた。
サーフでの立ち込みに危険を感じつつも、少々キャストしてみたが、数投で顔に潮の結晶ができた。
風がフォローになる側の地磯に向った。
ここは洗濯岩状の地形を呈し、岩盤の切れ込みから大きく水深が深くなる、いかにもシーバスが居付きそうなシチュエーションであった。
もっとも、急に落ち込む辺りには、砕け散る波によって大きなサラシが広がっていた。
しばらく波の状況を観察し、大波のセットが砕けるときのしぶきの高さを見測り、立ち位置を決めた。
サラシまで15mほど。
潮上からゆっくりとドリフトさせて、流れを横切るときに「コツッ」という魚信があった。
ティップをわずかに振るわせたのは、晩秋の磯メバルであった。
#1/0のフックをがぶ飲み。
リリースして、しばらく粘ってみたが、2度ばかり頭からしぶきを被り、あやうく足を掬われそうになり、少々チビりながら撤退した。
勇気ある撤退。これ、、、、大事ですね。
帰り道の漁港に立ち寄る。
昨日のフジツボトラップの仇討ちとばかりに、カメノテを収穫。
塩茹して大変おいしゅう頂きました。
PS:太刀魚が某漁港で乱舞していた。
昨晩は5バイトノーヒットでしたが・・・・
これはこれで、リベンジせねば。
しかし、磯メバルかぁ。ヒラスズキが居そうな磯でも釣れるんですね。
流石でおます。気をつけて、お気張やす。
当日、筋肉痛必至ですね。